おすすめのサイバーパンクSFを紹介していく

おすすめのサイバーパンクSFを紹介していく

2015年06月08日


1: 名無しさん 2015/03/29(日)17:30:59 ID:0sd
いい?

2: 名無しさん 2015/03/29(日)17:31:47 ID:0sd
とりあえず基礎の基礎から
ウィリアム・ギブスン
『ニューロマンサー』

業界への影響力大。
腐敗した社会、テクノロジーの進歩に振り回される人類、アウトローテクノロジストなど
サイバーパンクと聞いて思い浮かべる要素はだいたい出てる。
が、フォロワーにより消費しつくされた世界観であり、
ついでにネットの進歩で古臭さのほうが目立つようになったので別に読まなくていい

 

3: 名無しさん 2015/03/29(日)17:32:44 ID:0sd
ウォルター・ジョン・ウィリアムス
『ハードワイヤード』

サイバーパンクの雰囲気面での影響を多大に受けた作品。 軌道諸国との戦争に負けた地球諸国の退廃した雰囲気の中、重装甲車両をブレイン・マシン・インタフェースで制御(ハードワイヤード)する密輸業者、『パンツァーボーイ』たちの物語。作中で既に伝説のパンツァージョック、パンツァーボーイであるカウボーイはハードボイルド的造詣がされており、物語としてはギブスンより読ませる

 

4: 名無しさん 2015/03/29(日)17:33:00 ID:0sd
ジョージ・アレック・エフィンジャー
『重力が衰えるとき』他ブーダイーン三部作

ムスリムの核テロでソ連中枢が吹き飛んだ世界で、イスラム圏の都市ブーダイーンを舞台にしたピカレスク・ロマンというかなんというか。ガジェット面では、脳につながったソケットに人格モジュールを装着することで
簡便に技能・技術を使用することが可能となった世界であり、
ポルノ・モジュールや軍用モジュールなどが登場する。作品としてはやはりイスラム色を前面に出したことによる独特の雰囲気である。茶目っ気たっぷりの語り手、千夜一夜物語ばりのヨタ、愛すべきごろつき達。入手は困難だが読むべき傑作。第三部『電脳砂漠』はもうタイトルだけで抜ける

 

6: 名無しさん 2015/03/29(日)17:34:37 ID:0sd
ジーター
『ドクター・アダー』
マジキチ」ジーターのマジキチ小説。
70年代に書かれて10年以上出版されなかった伝説がある。
 内戦で治安があびゃーなアメリカはロサンゼルス。
ポルノと娼婦とチンピラしかいないそこでカリスマとして君臨するのがアダー先生である。

先生の仕事の内容は下記の通り
・前提としてロスでは四肢の一部を失った欠損娼婦が変態に大人気
・で、娼婦にある種のカウンセリングをして「切っちゃってもいいかな」って四肢を調べて切除してあげる
・変態にもある種のカウンセリングをしてお勧めの欠損娼婦を紹介する

海賊ラジオ放送とかデータ化された死者とかが大騒ぎするロスでアダー先生の大冒険が始まる。
あ、アダー先生は主人公じゃないです

 

7: 名無しさん 2015/03/29(日)17:35:25 ID:0sd
ブルース・スターリング
『自転車修理人』
短編なのでどっかに収録されているはず
基本的に成功した人類社会でのアウトローを描く、
スターリングの「緩いサイバーパンク」シリーズの一作。
たぶん本人はサイバーパンクのつもりが無い。

 都市の火災により放置された区画に違法居住し自転車修理を営む主人公。

でも普通に郵便も届くし電気も使える。そこに旅行中の友人から届いた郵便物が
当局のエージェントの注意を引いてしまいどうのこうの。

現代的、としかいいようが無い作品であり、お上品であり、裏読みすると
SF業界内輪ネタになるらしい。

古典的サイバーパンクにありがちなテクノロジーにより激変する世界を描くのではなく、
テクノロジーが普通に浸透して人々が激変に気付いてない世界を描いている点で非常に上手い。

あと僕はスターリングファンなのでマスト読め

 

8: 名無しさん 2015/03/29(日)17:36:06 ID:0sd
士郎正宗
『アップルシード』
『攻殻機動隊』



サイバーコミック系というか、80年代以降の
『ギブスンの影響を多大に受けたサイバーパンク感』の傑作。
日本SFの偉い人の名言に、「SFは絵だねぇ」というのがあるのだが、
まさに絵である。内容は説明不要なほど有名なので略
でもパンクかというとアレというか、主人公サイドが基本治安維持側であり
アウトロー側が矮小化されているきらいがあるというか。
サイバーパンク原理主義者(僕含む)には非常に愛憎半ばする作品であり作者である。
ちなみにアップルシードは映像化されると死ぬ呪いがかかっている。
ぐぬぬってなる。

 

9: 名無しさん 2015/03/29(日)17:36:24 ID:iNs
いま紹介してる作品の媒体って何になるの?

 

10: 名無しさん 2015/03/29(日)17:37:25 ID:0sd
>>9
書籍

 

11: 名無しさん 2015/03/29(日)17:37:45 ID:0sd
古橋秀之
『ブラックロッド』シリーズ
狂信者がいる古橋秀之先生のオカルトサイバーパンク。
一時期日本のSFのシーンは死に掛けていたのだが、
ジュブナイルとその後のライトノベルブームがあって助かった。
本シリーズはサイバーパンク一族の救世主の一人である。

基本的にはきわめて日本的な、水木しげる御大以降培われたオカルト世界観と
サイバーパンク世界観の幸福な結婚であり、ひっくり返したおもちゃ箱である。
筋トレマニアのマッチョ神父が救済のために人を殺して回ったりする。
入手困難。

 

12: 名無しさん 2015/03/29(日)17:38:48 ID:0sd
ラッカー
『ソフトウェア』
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人間が作るものは人間を超えられないなぁ
→なら自己進化させればいんじゃね!?俺って天才じゃね!?

っていう現代では消費しつくされたアイデアをちゃんと作品化したもの。

歴史上の脚注作になりつつある。

暇なら読もう。

 

13: 名無しさん 2015/03/29(日)17:40:04 ID:0sd
ヴァーナー・ヴィンジ
『最果ての銀河船団』
ヴィンジについてサイバーパンク方面から語られるときは

『マイクロチップの魔術師』が紹介されるが、

あえて今読むべきは銀河船団のほうと言ってみる。

作品としては、登場人物の一人がプログラマである。
それも非常に「わかっている」プログラマである。
なんでも書ける天才ではなく、ライブラリを漁って自分のやりたいことに
適合する既存コードを見つけて手直しして使う、現実的なエンジニア。

もうですね、

SFで魔法使いな天才プログラマとかうんざりですよって人は
読むとちょっとすっきりする。

 

15: 名無しさん 2015/03/29(日)17:42:34 ID:bxx
>>13
さすがにその辺までサイバーパンクと言い出すと何がサイバーパンクなの?って感じだが。
サイバーの部分だけでサイバーパンクって言ってもな


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