感染症マニアが世界の危険なウイルス・細菌・真菌・原虫を紹介!

感染症マニアが世界の危険なウイルス・細菌・真菌・原虫を紹介!

2017年09月09日


1: ななしさん 2017/06/26(月) 16:08:46.291 ID:fqfPJu0d0

感染症マニアの私が危険なウイルス・細菌・真菌・原虫を40種類紹介いたします。

 

1【経口感染し、食中毒を起こす病原体】

 

まずはロタウイルスから。


ロタウイルス
危険度:★★★


主に乳幼児に胃腸炎を起こすウイルス。水のような下痢・嘔吐・発熱などの症状があらわれる。
同じ下痢を起こすウイルスであるノロウイルスに比べて重症になりやすく、世界では発展途上国を中心に多くの子供がロタウイルスによる下痢で死亡している(日本での死亡例は稀)。
ワクチンで予防できる。

 

 

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E型肝炎ウイルス
危険度:★★★


主に動物の肉を生で食べることで感染し、肝臓に炎症を起こす。主な症状は発熱・食欲不振・倦怠感・黄疸・嘔吐・腹痛。
A型肝炎に比べて重症になりやすく、特に妊婦や高齢者の死亡例が多い。また、ワクチンで予防することができないのが厄介。
ちなみに、肝炎ウイルスのうち、A型とE型は食品からの感染が多く、B型とC型は性行為や血液からの感染が多い。

 

 


腸管出血性大腸菌O157
危険度:★★★


出血性大腸炎の病原体。本来は赤痢菌が出す猛毒「ベロ毒素」を産生する能力を獲得した、危険な大腸菌。
主に患者や家畜(主に牛)の糞便に含まれており、それに汚染された水や食べ物を加熱不十分なまま食べることで食中毒を起こす。
感染すると出血を伴う激しい下痢を起こし、重症の場合は腎臓に重い合併症を起こす。毎年死亡事故が発生している、危険な食中毒菌。

 

 


赤痢菌
危険度:★★★


主に患者の糞便やそれに汚染された食べ物から感染する。主な症状は発熱と出血性の下痢で、「赤い下痢」を起こすことから赤痢菌と名付けられた。子供と高齢者は重症化しやすい。
赤痢菌には4種類あり、最も重症化しやすいA群赤痢菌(志賀菌)は主に発展途上国で流行している。日本で発生する赤痢菌のほとんどはD群赤痢菌(ソンネ菌)で、軽症例が多い。
志賀潔が発見した。

2: ななしさん 2017/06/26(月) 16:09:02.994 ID:fqfPJu0d0

>>1 ちなみに危険度の目安ね。

危険度★
一般的な風邪ウイルスや日和見感染症の病原体レベル

 

危険度★★
ほとんどは軽症だが、稀に重症化や死亡例もある。インフルエンザウイルスやノロウイルスなどと同格。

 

危険度★★★
重症化しやすく、致死率がやや高い。

 

危険度★★★★
重症例が多く、死亡例も稀ではない。

 

危険度★★★★★
致死率が非常に高く、とても危険な病原体。

 

37: ななしさん 2017/06/26(月) 16:30:40.140 ID:fqfPJu0d0

>>2
まとめ

 

危険度★
一般的な風邪ウイルス 日和見感染症の病原体

 

危険度★★
ノロウイルス インフルエンザウイルス RSウイルス
溶連菌

 

危険度★★★
ロタウイルス 麻疹ウイルス ポリオウイルス デングウイルス 日本脳炎ウイルス ウエストナイルウイルス SFTSウイルス 肝炎ウイルス(B型・C型・E型) パピローマウイルス
O157 赤痢菌 コレラ菌 腸チフス菌 リステリア菌 ピロリ菌 ボツリヌス菌 結核菌 ジフテリア菌 レジオネラ菌 発疹チフスリケッチア
コクシジオイデス

 

危険度★★★★
SARSウイルス MERSウイルス 黄熱ウイルス ハンタウイルス HIV(ヒト免疫不全ウイルス)
マラリア原虫

 

危険度★★★★★
狂犬病ウイルス トリインフルエンザウイルスH5N1型 エボラウイルス クリミア・コンゴ出血熱ウイルス ラッサウイルス 天然痘ウイルス
破傷風菌 ペスト菌 炭疽菌

 

 

85: ななしさん 2017/06/26(月) 17:07:12.359 ID:fqfPJu0d0

>>1 >>3 >>4 >>6

E型肝炎の分布


世界中でみられますが、衛生状態が悪く飲用水の管理が悪い地域でのリスクが高くなります。

 

 

コレラのリスクのある国


アフリカ、アジア、中南米の一部の地域で流行しています。

 

 

WHOがポリオの予防接種(渡航者への追加接種を含む)をすすめているポリオ流行国


ポリオの流行が続いている国(流行国)は、アフガニスタン、ナイジェリア、パキスタンの3か国ですが、その周辺の国でも、海外からの輸入患者の発生が報告されています。
2012年は、流行国のほか、チャドで患者が発生しています。2013年は、流行国の他ソマリアでの多数の患者が報告されました。


2014年になり、感染の拡大が続き、5月5日、WHO(世界保健機関)は現在のポリオの発生状況は国際的な公衆衛生上の脅威のとなる事象(PHEIC)の一つであると宣言しました。
現在、アフガニスタン、ナイジェリア、パキスタン、赤道ギニア、エチオピア、イラク、イスラエル、ソマリア、カメルーン、シリアの10か国からポリオの発生が報告されています。

 

 

新規結核患者数の推計


世界中で発生していますが、特にアジアとアフリカで多く発生しています。

 

3: ななしさん 2017/06/26(月) 16:09:20.530 ID:fqfPJu0d0

2【飛沫感染・空気感染する病原体】

 


コレラ菌
危険度:★★★


主に患者の糞便に汚染された水や食べ物から感染する細菌。主にエビや貝類などの魚介類が原因食品となることが多い。
主な症状は激しい下痢と嘔吐。重症の場合、「米のとぎ汁のような真っ白い水様便」が大量に出て、急速に脱水症状に陥る。発展途上国では毎年多くの死者が出ている。
食中毒菌の一種である腸炎ビブリオは近縁種。

 

 


腸チフス菌
危険度:★★★


サルモネラ菌の亜種。主な症状は発熱と発疹で、40℃近い高熱が1週間以上続くため体力を著しく消耗する。
他の食べ物からうつる細菌とは異なり、下痢は主症状ではないことが多い。進行すると腸に穴があいたり、髄膜炎や肺炎などの重い合併症を起こし、死亡することがある。

 

 


リステリア菌
危険度:★★★


主に加熱不十分な乳製品や肉などを食べることで感染する細菌。
妊婦、赤ちゃん、高齢者、基礎疾患(エイズ・白血病・糖尿病など)がある人など、免疫力が低下している人が感染しやすい。
初期症状は発熱や咳などインフルエンザに似ているが、重症化すると敗血症や髄膜炎を起こして死亡することもある。
日本での発生は稀だが、アメリカでは毎年約2500人がこの菌に感染して入院している。

 

 

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ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)
危険度:★★★


胃炎、胃潰瘍、胃ガンの原因となる細菌。アンモニアを産生し胃酸を中和するため、胃の中でも生息できる。

 

 

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ボツリヌス菌
危険度:★★★


食中毒菌の一種。空気を嫌う細菌で、主に滅菌処理が不適切な缶詰や熟れ寿司が原因となる。また、乳児は蜂蜜が原因となることがある。
症状は吐き気・嘔吐・めまい・視力障害・言語障害などで、重症になると呼吸ができなくなり死亡する。

 

4: ななしさん 2017/06/26(月) 16:09:37.499 ID:fqfPJu0d0


RSウイルス
危険度:★★


健康な成人の場合、感染しても単なる風邪症状(微熱、咳、鼻水)で済むことが多いが、乳幼児や高齢者の場合、気管支炎や肺炎などの合併症を起こして死亡することもある。
致死率はインフルエンザの2倍以上とも言われている。ちなみにまだワクチンは開発されていない。

 

 


麻疹ウイルス
危険度:★★★


主に子供に感染するウイルス。感染力が非常に強いウイルスで、インフルエンザウイルスの10倍程度とも言われている。
高熱と発疹が1週間以上持続し、体力を消耗する。重症の場合、肺炎や脳炎など重篤な合併症を起こして死亡することもある。発展途上国では子供の主な死因となっている。


また、大人にも感染することがあり、この場合、特に重症化しやすい(約半数が入院となる)。徳川綱吉の死因でもある。
確実に予防する方法はワクチンしかない。日本では根絶されたが、今後も海外からの輸入麻疹に注意が必要である。

 

 


ポリオウイルス
危険度:★★★


夏風邪の原因となるエンテロウイルスの仲間。感染してもほとんどの人は無症状だが、一部の人は発熱・頭痛・のどの痛み・嘔吐・下痢など風邪の様な症状の後、手足の麻痺を起こす。


また、稀に呼吸が麻痺して死亡することがある。主に子供に感染し、小児麻痺と呼ばれる。現在はアフリカや中東の一部の国でのみ流行している。ワクチンで予防できる。

 

 

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SARSコロナウイルス
危険度:★★★★


「重症急性呼吸器症候群(SARS)」の病原体。


新型のコロナウイルスで、患者の咳やくしゃみで飛び散ったウイルスを吸い込むことで感染する。重い肺炎を起こすのが特徴で、特に高齢者の死亡例が多い。
主な症状は発熱と激しい咳で、重症の場合は呼吸ができなくなる。過去にアジア(特に中国・香港)とカナダで流行していた。

 

 

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MERSコロナウイルス
危険度:★★★★


「中東呼吸器症候群(MERS)」の病原体。中東と韓国で流行している新型コロナウイルス。SARSよりも重症化しやすいのが特徴。元々はラクダが保有していたと言われている。

 

58: ななしさん 2017/06/26(月) 16:44:30.605 ID:fywLVnj2d
>>4
ポリオ綺麗

 

62: ななしさん 2017/06/26(月) 16:48:28.796 ID:fqfPJu0d0
>>58
ありがとう

 

6: ななしさん 2017/06/26(月) 16:09:47.600 ID:fqfPJu0d0


溶血性連鎖球菌(溶連菌)
危険度:★★


感染する部位によって症状が異なるが、主にのどや皮膚への感染が多い。のどに感染した場合、高熱と強いのどの痛みを伴う。皮膚に感染するととびひを起こす。
子供が感染することが多いが、大人にも感染することがある。また、高齢者や糖尿病患者などでは稀に劇症化し、全身の筋肉が壊死して死亡することもある(人喰いバクテリア)。

 

 

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結核菌
危険度:★★★


主に患者の咳やくしゃみによって飛び散った菌を吸い込むことで感染する。主な症状は2週間以上続く咳と発熱で、ときに痰に血が混じることもある。
進行すると肺に穴があいて喀血したり、髄膜炎を起こすこともある。世界では毎年多くの人が結核で死亡しており、特に発展途上国では脅威である。BCGワクチンで予防できる。

 

 


ジフテリア菌
危険度:★★★


強力な毒素を産生する細菌。感染すると発熱、のどの痛み、倦怠感が起こる。のどや鼻の粘膜上に白い膜のようなもの(偽膜)ができ、無理にはがそうとすると出血する。
重症の場合、偽膜による窒息や重い心臓の炎症を起こし死亡することもある。ワクチンで予防できる。

 

 


レジオネラ菌
危険度:★★★


主に衛生管理が不十分な入浴施設で流行する細菌。主な症状は発熱、頭痛、筋肉痛だが、高齢者など免疫力が低下している人は重症化しやすく肺炎を起こすこともある。

 

 

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コクシジオイデス
危険度:★★★


主に北米・中南米の乾燥地帯に生息するカビ(真菌)。別名、「砂漠のペスト」。土埃を吸い込むことで感染する。
発熱や咳などの症状が現れ、AIDS患者など免疫力が低下している場合は肺炎や脳炎などを起こすこともある。

 

8: ななしさん 2017/06/26(月) 16:10:01.847 ID:7CMc9VcKH
カンピロバクター

 

24: ななしさん 2017/06/26(月) 16:14:59.434 ID:fqfPJu0d0
>>8
鶏肉から感染する食中毒菌か
残念ながらランク外
 
ほとんどは軽症だし

 


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